2013年2月27日水曜日

20130219 満田正さん〜おうめ100年ビジョン具現化委員会と私


From 満田正
219 (8日前)

To ome_vision, tamakannet 

おうめ100年ビジョン具現化委員会代表の満田です。
現在、私は、福島県南相馬市原町に籍を移しておりますが、身柄は青梅市に置き、引き続き、循環組合への抗議、反原発、小菅村での百姓などを続けていきます。

ところで、青梅市市長選挙で溝江言彦(みぞえ ことひこ)氏を市長候補して御願いし、選挙戦を闘ってから、早1年半を過ぎようとしています。その後、4年後を見据えての市長選への参加を促す声もありますが、私自身は、1年前が、青梅市長選挙を戦うことが、絶好のタイミングであり、それ以外に、青梅市を変えるチャンスはないものとして、自らを岸壁に立たせた積りでありました。
結果は、残念でしたが、それなりの変化はあったと理解しています。
その変化とは、次に示すものです。
1)本来は、東京電力福島第1原発カタストロフィーに対する青梅市側の対応を促すものでしたが、選挙戦は、この問題をクローズアップは出来ないにしても、カタストロフィー余震をまだ背負わざるを得ない状況です。
2)本来は、若者、馬鹿者、余所者文化をクローズアップすることが、青梅市の変化を促すものと考えたものですが、この問題は未消化ではありますが、その余震としては、継続しているように考えます。
3)本来は、青梅市行政の腐敗・不活性・デタラメを糾す予定でありましたが、残念ながら、この問題点はさらに深化したようです。

いずれにしても、青梅市市長選挙を闘った状況は、今は、次なる時代に突入して大変化を遂げています。
1)福島第1原発は、なお不安定であるし、その結果次第では、まだ、日本列島壊滅さえ予想されます。
2)原子力推進、軍事優先の安倍政権が生れ、青梅市周辺事態はさらに悪化しています。 
3)私も今年で75歳の節目を迎えますが、残されたエネルギーをどのように消費するかを問われています。

私の選んだ道は、東京電力福島第1原発(ふくいち)包囲網及び周辺環境放射線モニタリング観測であります。
1)ふくいち包囲網は市長選以前、ふくいちカタストロフィー以来の私の課題でありました。既に3年目を迎える「たまかんねっと」の発刊は、青梅に健康被害をもたらす二ツ塚処分場問題と放射性廃棄物問題との同時解決を図ることを宣言し、ふくいち包囲網問題へとシフトさせました。
2)ふくいち包囲網は、その監視網を構築すること、その原子炉廃炉を実現することを基本としますが、ふくいち周辺環境放射線モニタリングは、その前提となっています。
3)ふくいち放射性物質放出は、その日本列島、地球上への拡散を今も続けているのですが、それは廃棄物広域処理を進めてきた愚かな仕組と通じるものですが、それ故に、放射性物質拡散は、原子力推進へのアンチテーゼとして、日本列島、地球を席巻出来る課題です。

以上に関連し、私のエネルギーの続く限りでの活動を継続していく積りでいますの、皆様のご理解を得たいと思っています。

以下、個人的にはなりますが、私の友人、今中京平が来月(3月24日)の小金井市市議会議員選挙に立候補いたします。反原発を提唱する今中啓二氏とは従兄弟同士で、意気投合しています。循環組合理事長であった、石川良一も反原発では同調しているようです。反原発戦線を少しでも拡大させたいタイミングでもありますので、私は彼の応援をします。

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20130219 満田正さん〜放射能がれきの広域処理の破綻と原子力推進派の盲動、全国交流集会2/12と..環境省との事前折衝の報告2/6)


From  満田正
219 (8日前)

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たまかんねっとの皆様
たまかんねっと外の皆様には、BCCでお送りしています。
なお、このメール配信、私の判断で、勝手に送らせて頂いています。
配信不要であれば、連絡くださるようにお願いします。

全国交流集会(2/12)のご報告と3月の環境省交渉に向けての環境省との事前折衝(2/6)の報告です。
 
マスメディアでは、現在中国を中心に100基の原子力が建設されようとし、50兆円のビジネス競争が、始まっていることを報じた。日本での旗頭は、東京電力福島第1原発(ふくいち)を推進してきた東芝、日立である。
彼らは、ふくいちカタストロフィーと言う未曾有の惨禍をもたらしながら、「日本が駄目ならば、アジアで」との原子村を維持してきた根性そのままにその反省の色すらない。
これは、そのバックに居る政府、行政、そして国際原子力マフィアの支援を受けてのことであるが、そのローカル版とも言える。
そのプロセスそのままに、広域がれき処理が始まったのである。
広域がれき処理はどのような事態を迎えているのか。
そのレポートは、下記に示した、環境ジャーナリストの青木泰氏による全国交流集会報告を読んでいただくとして、最大の問題は、既に報告済みであるが、福島棄民政策が着々と進んでいることである。
明らかに、ごみ問題は、廃棄物広域処理政策でもって、処分地周辺住民をズタズタに引き裂き、地域の分裂と健康被害をもたらしてきた。その政策に反対する人々を非国民、非人道人間とまでにレッテル貼りを行い、広域処理反対運動を封じ込めた。
ところが、その味を占めての放射能廃棄物(がれき)の広域処理を打ち出した環境省は、焼却処理による放射能物質の拡散、放射物質(原文ママ)による健康被害という人々のアレルギーを甘く見たのか、大々的に放射能がれきの広域処理に打ち出した。これは、一部学者の入れ知恵及び業界団体の圧力によるものであるが、見事、失敗し、環境省はその失敗を隠そうとはしない。
ただ、今度は、福島県を中心とした地域内処理を後ろ盾として、環境省は、放射能がれきの地域内焼却を打ち出している。いわゆる、広野町、南相馬、鮫川村など、放射能がれきの地域内焼却を公然と打ち出したのである。鮫川村については、その規模が199万トン/年処理という環境アセスメントフリーギリギリの施設規模での焼却プラント建設を行うとし、自らが、反法行為をも辞さない施策を打ち出してきたのである。
この鮫川村焼却炉建設が、広域処理反対運動に結びついたことは、環境省にとっても、寝耳に水ともいえよう驚きである。
以上のお粗末を喜んではいられない事態が、1つは、国際原子力マフィアによる原発推進であり、もう1つはふくいち周辺住民への棄民政策(モルモット政策)である。
 
この政策は巧妙である。
1つ目はふくいちの安全宣言、ふくいち廃炉宣言としてある。
野田政権から安倍政権へ、国際原子力マフィアが、日本の政治を見事置き換える力のあることは証明済みである。
2つ目は、放射能の安全基準の書き換えである。その手先としてある福島医大副学長として乗り込んだ山下 俊一が、安全基準年間1mSvを年間20mSvに引き上げ、人々を洗脳してきたことは周知の事実であるが、その、政府、行政は、この数値を鉱区(原文ママ)最適安全基準にするふくいち周辺モルモット政策が始まっているのである。
3つ目は、原子力推進キャンペーンであるが、それは、北朝鮮をそそのかしての、原爆実験、弾道ミサイル実験、それらは、イラン原発開発=原爆開発キャンペーンを無視するように展開されている。原発は核兵器開発そのものであると言う事実隠蔽を前提に展開されてきた。
原爆が悪くて原発は良いと言う神話は既にない。
 
あるのは、キューリー夫人のウラニューム発見以来、面々と放射能被害を受けながら死んでいった人々の隠匿と、原子力なしには、人類生存していけないというキャンペーンである。
ふくいちカタストロフィーはこの見事な反論を引き出した。
これを生かすも殺すも、ふくいち周辺の人々次第である。


環境ジャーナリスト青木泰氏の報告。
1)全国交流集会の報告
がれきの最終決着を目指す全国交流集会は、21213時から17時半まで行われ、交流会部(基調報告と全国からの報告)、記者会見、交流会(追加報告と提案、議論)を行い、メディア関係者や議会関係者を含め、全体通じて約50名弱の皆さんが参加しました。(東京新聞で報道されました。)
集会は、がれきの広域化が破たんしつつあることを全国に宣言することが第一の目的で、開催しました。
広域化の中心を占めていた宮城県発がこの3月末をもって、終息する発表がありました。岩手県発も中心の2県(埼玉県、静岡県)で終息する発表がありました。
いずれも再調査の結果、がれきの広域化が必要なくなったというのが、終息の理由です。しかしその内容は、がれきの量が半減したり、10分の1になった。がれきの山の中は土の山があったという馬鹿馬鹿しい発表内容です。その点を内外に問いかける交流会でした。
がれきの広域化政策は、明らかに破たんを示しているのに、大メディアはこの点を全国ニュースとして流していません。国の主導の下で行われたがれきの広域化政策は、全国メディアで何度も1面トップで報道されてきました。ところが広域化自体が終息する状況になっても、北九州市や宮城県、そして静岡県などの地方では、終息がローカルニュースで大きく報道されても、全国面では、そのことを取り上げ報道していません。
大きな原因は、環境省が事ここまで来ながら、がれきの広域化政策が破たんしたことを認め、白旗を上げていないからですが、環境省の対応は、先日の東京新聞のように環境省を批判する報道を行っていない他のメディアの報道姿勢にも問題があります。
たとえて言うと戦争を始める時には、勇ましく開戦を報道しながら、終戦の時にはこれを報道しないというメディアの対応です。
その結果、がれき問題が被災地で必要性がなくなったと終息しつつあるにもかかわらず、大阪や富山でがれきの受け入れが開始されたり、開始されようとしているのです。
戦争の終戦を報じないため、それを知らず局地戦を続行するようなものです。
地方自治体の首長は、選挙によって選ばれる政治家です。政治家は、世論の動向に敏感です。全国広域化が終息しつつあることが、大阪や富山の人たちが分かるように大々的に報道されていれば、この2月から大阪や富山で受け入れが始まるということは無かったでしょう。
メディアの果たす役割が大と言わねばならないと思います。
大阪、富山、秋田には、岩手県発のがれきが運ばれてくる予定ですが、富山へは、山田町の「木くずを主にした可燃物」、秋田へは、同様のがれきが野田村から運ばれる予定です。静岡県は山田町と大槌町から木くずを、埼玉県は、その野田村から、木くずを運ぶ予定だったのが大幅に減ったため終息させているのです。
理屈から言えば、富山や秋田には運んで来る木くずはなく、木くずを主にした可燃物は、木くずがない以上持ち込むことが不可能です。大阪へは、宮古から持ってくることになっていますが、宮古を含め岩手県全域でがれき量の再調査中であり、広域化の必要性は、データに基づき立証されていません。
実際岩手県発のがれきの見積もり量は、この数か月の間で、10分の1になったり(埼玉県)7分の1になって(静岡県)います。
大阪を含め今後広域化を予定しているがれきの実際の量はどのようになっているのかを岩手県の環境生活部廃棄物特別室に尋ねたところ「現在精査中」と言うことだったのです。
大本営である環境省が白旗を上げないため、「戦争全体が終息しつつあるのに」新たに開始するところがあるというばかばかしいことが起こりつつあるのです。
がれきの広域化は、輸送費が倍以上かかり、究極の無駄遣いであることは、隠せないことであり、税金の無駄遣いに「ペンの力で追及できない」メディアは、もはや権力を監視するという公的役割を無くした権力の補完物と言ってよいでしょう。
212日の集会は、環境省に広域化政策の破たんを認めさせ、今も開始しようとしている大阪、富山、秋田を止めさせる。そのためにメディアも働いてほしいという集会でした。(皆さんも各新聞に読者の声としてその事実報道を全国報道として伝えないのかを尋ねてください。)
私たち一人一人の行動が、もう少しで終焉させるところまで追い込んできました。
集会では、鮫川村も住民の皆さんの力で村長が諦めるところまで追い込みつつあるという報告がありました。がれきの場合は処理の主体は、市町村や自治体であり、指定廃棄物の場合、実施主体は環境省であるため、自治体が反対しているからといって、一筋縄ではいかないと思いますが、もう一歩のところに来ています。
集会には岐阜環境医学研究所所長の松井英介医師も特別参加され、がれき全国広域化の背景としてIAEAの存在があり、原発事故の影響を小さく見せ、今後も世界の原発建設の計画に影響がないようにする意図があったのではという指摘をされました。
3月の環境省交渉で、これまでのがれきや汚染廃棄物の焼却中心の処理を見直しさせて行きましょう。

3・26政府交渉ネット - ―がれき問題-

gareki326.jimdo.com/ - キャッシュ
2013/02/19 – 3月の環境省交渉で、これまでのがれきや汚染廃棄物の焼却中心の処理を見直しさせて行きましょう。 2)事前折衝の報告(添付). 集会参加者に印刷して配布。 Download. 130211 環境省と326政府交渉ネットとの事前折衝 概略.docx ...

<なぜ燃やすの?環境省>8000ベクレルを超える指定廃棄物を燃やす ...

kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2789.html - キャッシュ
2 日前 – 線量8000ベクレルの指定廃棄物を一般焼却炉で燃やすという、ちょっと信じがたい話しが進行中で、 その現場の方からの報告を貰いたいと思います。 福島県の鮫川町から北村さんに来ていただいています。 2013021215.jpg 北村: 北村で ...

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関係記事:

201302267 「2/26日の岩手県への住民監査請求書提出、岩手日報 2013/02/27」by 青木泰さん

がれき広域処理中止請求
県民16人が住民監査「税金の無駄遣い」
岩手日報 2013/02/27


差出人: 青木泰
日時:  2013年2月27日 19:07:23:JST
件名:  昨日の岩手県への住民監査請求書提出、岩手日報


皆様へ

お世話様です。
昨日の岩手での住民監査請求。岩手日報で報道されました。

青木泰



2013年2月23日土曜日

20130216 日の出エコセメント裁判書類 by @NekoAndPeaceさん


RT @NekoAndPeace:  ...【エコセメ裁判書類連投6】●2012年11月27日 エコセメント裁判第5準備書面http://t.co/ClWYbbjD 【おしまい】
posted at 10:57:54
RT @NekoAndPeace: ...【エコセメ裁判書類連投5】●2012年11月16日 エコセメント裁判第3準備書面http://t.co/NIpmm86v ●2012年11月26日 エコセメント裁判第4準備書面http://t.co/ZjqmD8MB
posted at 10:57:47
RT @NekoAndPeace: ... 【エコセメ裁判書類連投4】●2012年5月15日 エコセメント裁判第1準備書面http://t.co/poFJ108K ●2012年8月2日 エコセメント裁判第2準備書面http://t.co/0Pst4SJ4
posted at 10:57:40
RT @NekoAndPeace: ...【エコセメ裁判書類連投3】●日の出エコセメント裁判高裁用陳述書2012年8月21日http://t.co/OuWH5N7b
posted at 10:57:33
RT @NekoAndPeace: ...【エコセメ裁判書類連投2】●日の出町エコセメント化施設建設差し止め及び操業差し止め請求事件判決(1) 2011年11月26日 http://t.co/zDcCa21O●(2)http://t.co/WuELisUO
posted at 10:57:26
RT @NekoAndPeace: ...【エコセメ裁判書類連投1】●STOPエコセメント市民の会地裁判決(201112)http://t.co/73w4rL1k
posted at 10:57:20
RT @NekoAndPeace: ... エコセメ裁判の書類一式PDFでアップしました。どんどん広めて、資料として使ってくださいとのことですので、よろしくお願いします。使いにくいなど何かあったらご意見ください。連投でリンク先を流します。前回と前々回の分は追ってアップします。
posted at 10:57:14

2013/02/16

2013年2月12日火曜日

20130211 青木泰さんからのメール:がれき処理とアスベスト集会ーいよいよ明日!-



差出人: 青木泰
日時: 2013年2月11日 12:01:32:JST
件名: がれき処理とアスベスト集会ーいよいよ明日!-


皆様(BCC)でお知らせしています。

お世話様です。

「がれきの処理とアスベスト」の講演会が、いよいよ12日(火)夜に迫りました。中皮腫はアスベストのみを原因とする疾患で、東京労働安全センターの外山尚紀氏によると死亡者数は、水俣を超えていると指摘しています。

がれきの東京への持ち込みは、宮城県発のものは、今年度(2013年3月31日)で打ち切りになりますが、それに代わるように岩手県陸前高田市から「建設混合物」が持ち込まれ、産廃業者に入札が掛けられる動きがあります。(被災地では、一般廃棄物の可燃物として扱われているものです。)

まだまだ油断はできません。可燃物と言っても、自治体の受け入れ基準に合わないため、産廃業者を引き受けに先にしているのです。

アスベストについて先日毎日新聞1月11日朝刊1面で、「被災4県、石綿基準超え17ヵ所」「解体現場『氷山の一角』」が大きく報じられました。がれきにアスベストが混入しているのは、これら事実が示していますが、日本の環境行政の遅れは、アスベスト対策でも顕著になっています。

「アスベストは、製造も使用も中止されていると聞くのに、なぜアスベストが問題に?」

「工場等の事業所だけでなく、一般の戸建も多くがアスベスト含有建材を使用していると聞くが実態は?」「除去は自治体、業者任せ?」

「『飛散性』、『非飛散性』どちらも危険と言うことですが違いは?」

「がれきに付着していたものを、焼却した時の影響は?」

「23区の清掃工場でアスベストが検出された原因は?」

「再生砕石にアスベストがなぜ入っているのですか?」「その対策は?」

「がれきの処理にあたって、アスベスト除去作業は、どのくらい徹底して行われたのか?」「そもそもアスベスト除去についての国の基準はあるのか?」

昨年末の廃棄物資源循環学会での特別企画「災害廃棄物のアスベスト対策の現状と課題」でゲスト講演した外山尚紀氏に、アスベストの基本的な問題の他、上述した幾つかの疑問に応えていただきます。

  <講演・報告>
「がれきとアスベスト」・・・・・外山尚紀代表 (東京労働安全センター)

「23区清掃工場でアスベスト検出の意味」・・・・・・・・・・・・326政府交渉ネット 

<日時> 2013年2月12日(火)  19時から (18時30分開場)

<場所> 豊島区勤労福祉会館(6階 大会議室)池袋駅西口 芸術劇場通り豊島区西池袋2-37-4 TEL03-3980-3131 <資料代> 800円 
<主催>NPO法人ごみ問題5市連絡会 <共催>326政府交渉ネット 

注)同日昼には、参議院会館にて「がれき最終決着に向けての全国交流集会」(13時~17時半)が開催され、場所を池袋に移して「がれき処理とアスベスト」の講演会を持ちます。

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集会・講演会 - ―がれき問題- - 3・26政府交渉ネット - Jimdo

gareki326.jimdo.com/集会-講演会/ - キャッシュ
またアスベストも基準を超える個所が17か所も出たことが毎日で報道されました。 全国の最前線からの ... 3・26からがれきの現状―青木泰氏 3・26から指定 ... 注1:この日「 がれき処理とアスベスト」の講演会を夜19時から池袋勤労福祉会館で開催します。



3・26政府交渉ネット - ―がれき問題-

gareki326.jimdo.com/ - キャッシュ
広域震災廃棄物(放射性廃棄物瓦礫)は最終段階に入った! 政府・環境省の悪政策に最後のとどめを! 2月12日がれき最終決着に向けての全国交流集会. がれきの広域化は、ようやく音を立てて崩れつつあります。宮城県発の最悪持ち込み先、北九州市への ...

326政府交渉ネット (326network) on Twitter

https://twitter.com/326network - キャッシュ
The latest from 326政府交渉ネット (@326network). 事務局メンバーです!佐藤禮子(止めょう!ダイオキシン汚染 東日本ネット代表)、藤原寿和(廃棄物処分場問題全国ネットワーク共同代表)、青木泰 (環境ジャーナリスト)、奈須りえ(大田区議会議員)、 杉山 ...

20130210 青木泰さんからのメール:2月12日集会に当たってのお知らせと環境省への質問書(案)



差出人: 青木泰
日時: 2013年2月10日 23:09:37:JST
件名: 2月12日集会に当たってのお知らせと環境省への質問書(案)


皆様へ(BCCでお知らせしています。)

2月12日 「がれき最終決着に向けての全国交流集会」にあたっての
政府交渉ネットからのお知らせを転送します。

参加される方は、下記にお申込みください。(できるだけ)

なお参加される方は、あらかじめ添付の「環境省への質問(案)」をお読みいただき
、ご意見を準備してください。討議で出されたものをまとめて、環境省に提出して行きます。

お申込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/276e8498181117

1)    当日の日程のお知らせ
参議院会館(地下鉄・有楽町線「永田町駅」丸の内線「国会議事堂前駅」)

12時30分 開場

13時~14時30分    挨拶(川田議員他)、事務局報告と全国の主要ヵ所からの報告
(大阪<下地>、静岡、富山、秋田(未)、福島(東白川郡鮫川村)<和田>他)

14時30分~15時15分 記者会見

15時30分~17時30分 環境省への質問書(要望書)への意見見交換、まとめ提起。

*環境省への質問書については添付をご覧ください。

*夜は場所を変えて、池袋勤労福祉会館(池袋駅西口 芸術劇場通り)
<TEL03-3980-3131>にて「がれきの処理とアスベスト集会」(19時開演・18時30分開場)を行います。
出席できる方はこちらの方もご参加ください。(添付)

*なおスタッフとしてお手伝いできる方は、10時半にお集まりください。 

2)    環境省交渉に向けての準備と今後の流れ
2月6日に環境省と事前折衝を行いました。

参議院会館川田龍平議員事務所にて326政府交渉ネットから事務局員、鮫川村、埼玉、多摩、神奈川県などから11名。
環境省6名、川田議員立会の下約1時間半。

環境省への「質問書(案)」をあらかじめ提出し、概要説明と質疑。(この報告は2月12日に行います。)
環境省には、「環境省への質問書(案)」を、2月12日の「全国交流会」で討議し、そこで出された内容を盛り込んだ質問書(要望書)を改めて提出し、3月に交渉をお願いしたいと伝達しました。

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環境省交渉への質問書(案)
                326 政府交渉ネット

 1.前回326後に環境省に提出した再質問書(概略)
(1) 環境省の回答に対しての主な疑問点
326の貴省による回答を受けて、「政府交渉ネット」としては、疑問点を次のように5つのテーマにまとめた。
がれきの全国・広域化に妥当性があるのか?
がれきの広域化・焼却処理の安全性の保証がなされていない。
がれきの処理について地方自治体からの疑問に対して、意見集約すら行わず、内容的にも答えられていない。
政府・行政機関が、全国・広域化に当たっての法律上の整備の在り方―「有識者会議」を唯一の拠り所とする
放射能汚染災害廃棄物を廃棄物処理施設で処理することへの疑問―島田市の事例を参考にー
(2)
回答内容に即した「政府交渉ネット」事務局メンバーの考え方は、別紙のように提示する。

2.再交渉に当たっての主要テーマ
(1) がれきの全国・広域化の現状と広域化の破たんの認識
今年1月10日、宮城県発のがれきの広域化は、24年度で終息し、25年度以降可燃物の広域化は行わないことが発表された。また岩手県発のがれきの広域化についても、埼玉県、静岡県が終息したり25年度以降終息するという発表がなされている。それらの理由は、当該県の発表では、いずれもがれき量の再調査によって、がれき量が減り、広域化の必要がなくなったとある。当初の広域化の目標からすれば、数%の達成率でしかない段階で終息するのは、当初の広域化計画の間違いか、それとも住民の了解を得られず終息するのか?
以下お尋ねする。

1)環境省は広域化政策の終息状況をどこまで認識しているか?
がれき広域化の9割弱を占めていた宮城県の広域化終息は、環境省の広域化政策の終焉を意味するが、そのような認識は無いのか?
北九州市への持ち込みを終息させる理由として、昨11月からの再調査の結果、可燃物のがれき量が141万トンから90万トンに減ったこと等を上げているが事実確認し、納得しているか?
宮城県の広域化の過半を占めていた石巻ブロックでは、業者委託量を昨年9月議会で55%も下方修正し、広域化の主要素材であった木くずは約97%も下方修正していた。事実認識はあったか?
上述した点(③)を認識していたとしたら、9月以降のがれき広域化の契約や持込は、合理性が無かったと考えられないか?
これまで環境省は、何度もがれきの推計量を、変更しているが、(2012年5月21日、同8月7日、2013年1月25日)、なぜ推計量が間違ったのかの点検が行われていない。推計量の間違いが、間違った広域化必要量を算出することに成り、交付金=補助金の無駄な出費につながっていないか?環境省は責任が無いのか?あるとしたら誰が、責任を取るのか?
 昨年8月7日の工程表の段階で宮城県発のがれき広域化を終息させていれば、無駄な広域化が防げたのではないか?環境省の判断の遅れが、無駄な出費につながったという認識はあるか?

2)岩手県発がれきの広域化について
 すでに岩手県発のがれきの広域化についても、埼玉県に持ち込んでいた野田村のがれきは、当初契約(2012年9月6日)では、11,300トンが、実際には1,056トンしかなく、昨年12月で終了した。静岡県も山田町、大槌町から合計23,500トン持ち込む予定が、3,500トンで終息するということになっている。

環境省は事実認識しているか?
 環境省のリサイクル対策部のホームページの発表(2012年5月21日)は、上記の埼玉県へは、50,000トン、静岡県へは77,000トンと予定されていた。その数量から計算しても実際にあったのは、野田村の分は、50分の1、山田町、大槌町の分は、合計で約20分の1となっている。測定量の間違いですむ量ではない。このような事態に対して環境省は、どのような認識を持っているか?また責任を取るのか?
 ③ 岩手県は、木くずや可燃物の推計に変更理由として、「がれきの容積あたりの重量を環境省の0.55t/m3を使ったが、実際には0.25t/m3から0.3t/m3でしかなかった」「がれきの山下部の土砂量を見誤った」「混合物の中の10%が可燃物と考えたが、2.5%位だった」と釈明している。その結果、埼玉県の場合10倍も読み誤ったとしている。
 通常このような測量を専門にしている測量会社が、測定料金を取って報告できる内容ではない。もし推計量を10倍も間違うような業者と契約した行政の責任が問われかねない事態である。それをそのまま放置し、元のデータで広域化を進める政治姿勢に問題があるように思えるが如何?
 岩手県にがれきの測定でこのような不確かな測定結果が出ていることに関して大阪市、富山県、秋田県に持ち込む予定のがれきの測定量に変化はないかと尋ねたところ、現在精査中という。がれきは、「総量」そして「県内で処理できる量」それが定まった上で、「広域化必要量」が決まる。つまり現在は、がれきの広域化が必要かどうかの検証中ということだが、こうした現状の中で、上記3市県への広域化は、まず依頼要請の取り下げを行わないのか?不確かな「広域化必要量」のまま持ち込みを計ることは、税の無駄使いとならないか?

3)がれきの広域化政策自体の問題。
がれきの広域化政策では、1昨年11月21日に第3次復興予算が成立し、予算的裏づけが得られた。しかし宮城県石巻ブロックでは、県が同ブロックの3市町(石巻市、女川町、東松島市)から委託を受けていたがれき685万トン、総量をプロポーザル審査で、ゼネコンからなるJV=民間業者に業務委託していた。同年9月16日のことである。従って宮城県石巻ブロックから、広域化に持ち出すことのできるがれきは、国の予算化の時点で、1トンも無かったはずである。
この事実に間違いは無いか?
ところが宮城県が、その石巻ブロックから広域化に持ち出す予定量は、県全体の344万トンの約8割強の293万トンとは発表されてきた。事実か?
事実だとしたら、すでに県が民間業者に委託していたがれきを2重にカウントするという予算措置を行ったことになるが、事実認識はあるか?
石巻ブロックだけでなく、宮城県は、14市町村から委託されたがれきを、県全体を4ブロックに分けて、いずれもゼネコンからなるJVに委託していたが、その内344万トンを広域化するとしていた。その344万トンは、石巻Bのように2重カウントされることは無かったか?
すでにゼネコンに業務委託していたがれきを、数百万トンも架空に算定し、予算措置をしていたことに、環境省が気付いたのはいつか?
気付いた時点で、環境省として声明発表の対応を取るつもりはあるか?
 実態のない予算計上を、事実に気づきながらそのまま見逃していたということになれば、犯罪行為にはならないか?

(2) 指定廃棄物の処理について
  1)指定廃棄物を焼却することについて
そもそも論として、指定廃棄物の焼却がなぜ許されるのか?
環境省の法令的根拠は?
 原子力安全委員会通知(*1)では、不燃ごみの取り扱いとして示されていた8000Bq/kg以上が、なぜ焼却対象になるのか?指定廃棄物を焼却してよいとする根拠法令は?
 原子炉等規正法の第61条の二、クリアランスに関する規則、セシウム134,137とも、100Bq/kg以下との矛盾。年間放射線量1ミリシーベルトの100分の1規制。これらと二重スタンダードになっていないか?
   ③ 「電離放射線障害防止規則」第35条「事業者は、放射性物質または、汚染物を焼却するときには、気体が漏れる恐れが無く、かつ灰が飛散する恐れの無い焼却炉において行われなければ成らない」との矛盾についてどのように考えるか?。
   ④ 指定廃棄物の埋め立て処分について
一般廃棄物の処分場の構造指針との関係で、構造指針をクリアーしない ものでも埋め立て処分が可能か?

   2)鮫川村で起きていることに関して 
   ① 鮫川村に用地選定した理由と経緯について説明していただきたい。
   ② 焼却施設の規模を199kg/hに設定した理由について説明していただきたい。
   ③ 焼却施設の稼働に伴って生じる環境への影響についての検討結果を明らかにしていただきたい。
   ④ 焼却施設の種類を傾斜式回転炉に選定した理由につい説明していただきたい。
   ⑤ 傾斜式回転炉の事故事例や不具合情報について明らかにしていただきたい。
   ⑥ バグフィルターの破損等の事例を収集しその原因や改善対策について検討を行っているか明らかにしていただきたい。
   ⑦ 東白川郡鮫川村塙町における木質バイオマス発電施設の誘致問題。
放射線の線量を調べるのは県ではなく事業者が行い、直接的に補助を行う市が監督する。
所管官庁(農林水産省「森林整備加速化・林業再生基金」)(※2、3)
*1 「東京電力株式会社福島第1原子力発電所事故の影響を受けた廃棄物の処理処分に関する安全確保当面の考え方」(H236月3日)
  
※2福島県・塙町は自己財源を投入しない
※3バイオマス発電事業者は補助金30億円+自己財源30億円の計60億円で施設を設置

(3) 放射性廃棄物の市町村の清掃工場での焼却について
 牧草やお茶の葉などの産廃で、放射性物質が混入し、その汚染物を焼却するにあたって
 法令上の根拠を。
 安全性への検討事項の内容を。
 
 (4)被災地地元での有害物の処理に対しての見直しについて
 がれきの広域処理が、ほぼ終息しつつあるが、これによって放射性物質や、アスベスト、重金属などの混入が予測されるがれきやその他の汚染物の環境中への拡散と言う問題が解決したわけでなく、被災地地元でどのように安全に処理されるかの問題が、改めて問われることになる。
緊急事態への対応として先延ばしされてきた問題を一から議論してゆくことになる。
 これまでは、がれき等の汚染廃棄物を、市町村や産廃処理の焼却施設で焼却し、減容化することを目的に処理方針が定められてきた。
そして焼却に当って次の問題があった。
焼却してよいとする有害物の混入基準がなく、
気に掛けてきたのは、埋め立て処分してよいという暫定基準(8000Bq/kg)に収まるかということであり、
排ガス基準も無かった。
その上、焼却することによって排出される高濃度汚染物についても、処理方法すら決めず今日まで来たといえる。
環境省の方針は、汚染廃棄物についての総合的な方針を決めず、焼却方針を決めただけで、今日まで突き進んできたというのが実態といえる。
(実際「災害廃棄物安全評価検討委員会」で決めた福島県での処理方針を全国での処理方針に拡張解釈し今日まで来た。)
その結果自治体によっては、焼却することを避け汚染物をそのまま蓄積してきたところや、焼却して濃縮された汚染物を蓄積保管してきたところなどさまざまである。
したがって次のことを求めたい。返答をお願いする。
1) がれき他汚染物の処理についての基本方針立案について
 放射性物質によって汚染されているがれきやその他の廃棄物について、基準を設けて基準を超えるものについては、福島第1原発の周辺避難区域に保管する
 基準をクリアーしたものは、森の防潮堤や震災慰霊公園として処理する。
その際低線量の内部被爆問題の検討と基準作成。
①~③のような検討を行う開かれた委員会を設置する。

2) 焼却処理の安全性の保証について。
災害がれきや被災地で発生した廃棄物は、多くの有害物が混在し、今回の場合放射性物質の汚染の問題もあり、取り扱いを慎重にし、安全性に対処する必要がある。これまでの環境小の対応は、重金属についての対応に近似し、焼却禁止も、排ガス規制も何も無い処理対応で済ませてきた。
・放射能汚染
・放射能汚染(セシウムだけでなく、ストロンチウムやその他の核種)
・アスベスト、ヒ素ほかの重金属
・塩分を被ったことによる焼却時のダイオキシンの発生等への影響
環境省は、放射性物質やその他の有害物について、「知見」がなく、国としての調査も行なっていない。
そこで、
放射性災害廃棄物対処特措法において、従来の廃棄物の取り扱い基準(セシウム134&137で100ベクレル/kg)を80倍緩め、8000ベクレル/kgにした根拠は、成り立たない。この取り消しを求める。
次の事項について―見直し検討
・可燃ごみ基準を設けず焼却してよい―一般廃棄物の焼却炉(バグフィルター等の排ガス除去装置を敷設した)
・不燃ごみや焼却灰の埋め立て基準―8000ベクレル/kg以下は管理型処分場に埋め立ててよい
・再生品―100ベクレル/kg以下
 次の事項の検討
・「安全保証の問題―誰がどのように行うのか?」
・「埋め立て処分場における管理―雨水や海水によるセシウムの溶質問題」
・「運搬基準」「保管基準」「排ガス基準」等々
検討機関「災害廃棄物安全評価検討会」の解散と上記の検討ができる機関の設置。

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3・26政府交渉ネット - ―がれき問題-

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